- 失敗が怖くて行動できない
- 恥ずかしいから失敗したくない
こんな風に考えてしまう人へ、
失敗はしてもいいし、むしろした方がいい!
と声を大にしてお伝えできればと思います。
理由は次の3つです。
- 対応力を鍛えられるため
- 経験値が貯まるため
- 成長速度が上がるため
そもそも、失敗とは何なのでしょうか?
辞書を引いてみると、
しっ‐ぱい【失敗】
名](スル)物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。しくじること。
出典|コトバンク
とあります。

思い描いた良い結果にならなかった=失敗ってことですね!
この記事では「失敗とはなにか」という根本的な考えにも触れつつ、失敗してもいい理由について解説していきます。
あなたの「失敗の捉え方」が変わるきっかけになれば幸いです。
最後までどうぞご覧ください!
目次
失敗してもいい3つの理由とは?
冒頭でもお伝えした通り、失敗してもいい理由は次の3つです。
- 対応力を鍛えられるため
- 経験値が貯まるため
- 成長のスピードが早まるため
順番に解説していきます。
1.対応力を鍛えられる
失敗が「思い描いた良い結果にならなかった」ことだとするなら、失敗は想定されていない結果だということになります。
つまり、失敗は想定外の事態に対応するトレーニングだと言えます。
失敗を重ねることで、日ごろから想定外に慣れる機会が多くなり、結果として対応力を鍛えることができます。
2.経験値が貯まる
失敗してもいいと思って行動することで、経験値を貯めることができます。
失敗するということは、必ず何かしらの過程を経ているはずです。
そして、たとえ成功に結びつかなくても、過程を経たという事実は消えません。
過程は経験として自分の中へ蓄積されていくので、失敗することでどんどん経験値が貯まっていきます。
3.成長速度が早まる
学びや気付きを得るための手段は大きく2通りあります。
人から教わるか、自ら経験するかです。
失敗により経験を積み重ねることで、学びや気付きを得る機会が増えます。
その結果、人から教わるだけの場合と比べて成長速度が早くなります。
失敗にまつわる事実とは?
「失敗してもいい」という感覚、だんだんつかめてきたのではないでしょうか?
ただ、そうは言っても失敗することへの抵抗がまだ拭えない…という人もいると思います。
そんな方々の背中を押すべく、以下では覚えておいてほしい失敗にまつわる事実をご紹介します。
次の3つです。
- 失敗は失敗でしかない
- 失敗自体が悪いことではない
- 失敗はゼロにならない
順番に見ていきましょう。
1.失敗は失敗でしかない
「失敗は成功のもと」という言葉があります。
失敗により足りない部分に気づくことで、今後成功につながるということを表現する言葉です。
しかし、たとえ後々成功の糧になったと気づく日が来たとしても、起こってしまった時点では、失敗は失敗でしかありません。
思い描いた良い結果にならなかった、という単なる事実であることを認識しておくべきです。
2.失敗自体が悪いことではない
「失敗は悪いことなのでしてはいけない」
と考えられることがあります。
しかし、失敗そのものが悪いわけではありません。
なぜなら、失敗を経て起こした行動が最終的に良い結果に結びついたのなら、その失敗は悪くなかったと言えるからです。
つまり、失敗した後の行動により、その失敗の意味合いが変わるんです。
あくまで「次につながらなかった失敗」が悪いだけであり、失敗自体が悪いことではありません。
3.失敗はゼロにならない
失敗は減らすことができても、完全になくすことは不可能です。
オリンピックで金メダルを取れるような体操選手でも、鉄棒から落下してしまうことがある。
失敗とはそういうものだと知っておく必要があります。
失敗するのは自分だけ?
「自分はいつも失敗ばかりだな…」
なんて考えている人もいるのではないでしょうか。
自分だけ失敗ばかり、なんてことは全くありません。
今も昔も、どんなに偉い人でもみんな失敗しまくっているんです。
以下の本では偉人たちの失敗談がコミカルに描かれています。
偉人の失敗を知ることで、失敗に対して前向きになれるのでおすすめです。

千円札でおなじみ・野口英世さんの失敗内容はシンプルに「調子に乗ったこと」だとか。
個人的に1番好きなパートです!

やってはいけない失敗とは?
ここまで「失敗してもいい」とお伝えしてきましたが、中にはやってはいけない失敗というものもあります。
次の2つです。
- 行動しないことによる失敗
- 取り返しのつかない失敗
順番に解説していきます。
1.行動しないことによる失敗
行動を伴わない失敗は避けなければなりません。
これまで述べてきた「してもいい失敗」はすべて何かしらの行動により起こった失敗を前提としているからです。
例えば、次のような失敗です。
- 期日までに終えなければならない課題を放置した
- 自分には無理だと思い、挑戦を諦めた
- フラれるのが怖くて告白しなかった
共通するのは、改善策が「やってみる」のみであること。
行動した結果得た学びや気付きを次に活かしてこその失敗です。
とにかくまずは行動しましょう。
2.取り返しのつかない失敗
一度やってしまうと再起不能になってしまうような失敗は避けなければなりません。
次のような失敗です。
- 命を落とす
- 社会的信頼を失う
失敗してもいいと言うためには、失敗の後にまだ行動できる状態を保っているのが大前提です。
軽はずみな決断で人生そのものを駄目にするような失敗を起こしてはいけません。
失敗はしてもいい!とにかく行動しよう
最後にまとめです。
- 対応力を鍛えられるため
- 経験値が貯まるため
- 成長速度が上がるため
- 失敗は失敗でしかない
- 失敗自体が悪いことではない
- 失敗はゼロにならない
- 行動しないことによる失敗
- 取り返しのつかない失敗
「失敗してもいい」という思考は、僕自身がもっと早く身につけておきたかった…と今でも強く思っている考え方です。
再三お伝えしてきましたが、考え方がわかったらあとは行動するのみ。
今日の失敗が未来の成功のもととなる日が来るよう、一緒に取り組んでいきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
